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本がマイナーすぎて、mixiのレビュー一覧になかったから、こっちに書きます(笑)
この本は、森田三郎というまさしく全生涯を賭けて千葉県習志野市にある谷津干潟を再生した男の物語です。 この人、1974年に生活排水が流れ込み、ゴミが山のように溜まり、悪臭が漂っていたために、埋め立てられることが決定していた干潟で、ゴミ拾いをたった一人で始めたらしいです。 この人、元々は新聞配達員らしく、それ以外の時間はほとんどすべて谷津干潟に行ってゴミを拾っていたらしいです。 この人、地元の住民から疎まれながらも、干潟再生の信念を貫き通したらしいです。 この人、途中で事故って足を骨折して、松葉杖をつきながら干潟まで跳ねて行き、破傷風の恐怖と戦いながらそのまま干潟でゴミ拾いをしていたらしいです。 この人、ゴミ拾いのために親などに文句を言われ続けながらも結婚をしなかったらしいです。 この人、初めて二人の女性がゴミ拾いを手伝ってくれたときには、その二人がケガをしたりして干潟を嫌いにならないか、気が気でなかったらしいです。 この人、ゴミ拾いしすぎて指紋が消えているらしいです。 この人、相当行政と揉め倒しましたが、最後には協力を取り付けたらしいです。 この人、全く生物のいなかった干潟に魚を戻ってこさせ、いまや野鳥の楽園にしたらしいです。 この人、現在はタクシー運転手をしながら習志野市市議をなさっているようです。 現在、この干潟は、ラムサール条約の指定地に登録されています。 この本の内容が、仮に半分嘘だとしても、この森田三郎という人はとてつもない人です。 この本が広く流通していないのは、本当に残念ですが、もし機会があればご一読を。 「やれば、自然は回復する」ということを、思わせてくれる一冊です。
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